24時間そらどま換気(自然エネルギー利用熱交換換気システム)

省エネを図ろうと思うと、まず断熱。そして窓性能。その次に換気の無駄をなくす「熱交換換気」が欠かせません。しかし、そのまま使うだけでは無駄もあります。例えば、冬の外気は屋根から取り入れれば暖房にも役立てます。しかし、新鮮空気の取り入れは、いくら熱交換しても直接室内に取り込むと室内空気よりも冬は低温、夏は高温です。そこで、直接室内に取り込むのではなく、床下の蓄熱層で、室温に近づけます。これが、地球と人に優しい換気装置と言えます。
換気扇が回っていれば、換気ができていると思いがちですが、室内の空気が本当に入れ替わるためには、それなりの手法が必要になります。川の話を例に挙げると、速く流れているところと、流れにくく滞っている所があります。抵抗の小さい所が速く流れ、抵抗の大きいところは流れにくくなるのです。空気の流れは、水と異なり目に見えませんが、このような視点に基づいて換気を行う必要があるのです。

夏モード運転と冬モード運転

そらどま換気は、外気温度によって空気の採り入れ方が異なるため、夏と冬で運転モードを切替えて運転します。

夏モード運転の場合

タイマースイッチ(SW2)にて制御
タイマースイッチが夜間22時~6時になるとD1ダンパーが開き、D2ダンパーが閉じて、屋根集熱より外気を取り込む。
タイマースイッチが日中6時~22時になるとD1ダンパーが閉じて、D2ダンパーが開き、屋外から外気を取り込む。

冬モード運転の場合

サーモアイU(SW1)にて制御
屋根集熱口のセンサーが25℃以上になると、D1ダンパーが開き、D2ダンパーが閉じて、屋根集熱より外気を取り込む。
屋根集熱口のセンサーが25℃以下になるとD1ダンパーが閉じて、D2ダンパーが開き、屋外から外気を取り込む。

床吹出し口

床吹出し口は熱交換換気の大切な部品です。

熱交換換気のダクトは最小限にして、床下全部が空気を運ぶ装置となっています。温度・湿度を調整します。

1階リビングでは窓際の床に吹出し口を設置。

1階洗面脱衣のカウンター下に設置された
床吹出し口。

2階寝室では、壁際に床吹出し口を設置しています

トルネックス(外気清浄機)・オプションアイテム

「そらどま換気」にオプションで追加できる「トルネックス」は「PM2.5」「黄砂」「花粉」を95%以上除去し粉塵から家族を守ります。通常の「換気システム」は室外からの粉塵は除去できますが、人間が室内に持ち込んだ粉塵は除去できません。これも除去できるのは「そらどま換気」のみです。内干しの洗濯物にも完璧に対応します。

RC基礎+内断熱

「そらどまの家」の基礎は、在来工法の基礎とは少し異なります。床下の通気がスムーズにいくように、空気の回りやすい道をつくっています。隅から隅まで空気の流れを邪魔しないようにしているのです。
また、基礎の断熱は外断熱が理想ですが、蟻害の心配があるため、内側にL字型断熱で対応しています。
床下空間は、室内の一部と位置づけています。これにより、常に新鮮な風が行き渡ります。また、その空気は24時間換気を兼ねています。コンクリートは蓄熱材としての役割を果たしていますので、室温の安定に寄与します。

床下の通気がスムーズにいくように、空気の回りやすい道をつくっています

基礎の断熱は外断熱が理想ですが、蟻害の心配があるため、内側にL字型断熱で対応しています